病院情報の公表
令和元年度 札幌心臓血管クリニック 病院指標
年齢階級別退院患者数
| 年齢区分 | 0～ | 10～ | 20～ | 30～ | 40～ | 50～ | 60～ | 70～ | 80～ | 90～ |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 患者数 | – | – | 13 | 64 | 235 | 596 | 1315 | 2240 | 1928 | 505 |
循環器に特化した病院であるため、循環器疾患や因果関係のつよい生活習慣病に罹患した患者様が顕著に多い傾向があります。
年齢層別に見ると、60才以上の患者様が多く全体の約87％を占めます。
循環器疾患・生活習慣病ともに加齢に伴い罹患するリスクが高まるため、このような数値となっています。
診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
循環器科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 （自院） |
平均在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 050050xx02000x | 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等１ なし、１,２あり 手術・処置等２ なし 定義副傷病 なし | 2366 | 2.69 | 4.4 | 4.06 | 73.15 | |
| 050050xx99100x | 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等１ １あり 手術・処置等２ なし 定義副傷病 なし |
700 | 2.47 | 3.01 | 3.14 | 70.34 | |
| 050050xx99000x | 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等１ なし 手術・処置等２ なし 定義副傷病 なし |
436 | 2.59 | 7.03 | 11.01 | 73.17 | |
| 050050xx99200x | 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等１ ２あり 手術・処置等２ なし 定義副傷病 なし |
414 | 2.63 | 3.15 | 2.9 | 74.69 | |
| 050070xx01x0xx | 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等２ なし |
402 | 4.46 | 5.02 | 1.74 | 63.13 |
循環器科では、冠動脈の狭窄に対して検査・手術を行う件数が多いです。
１・２・４番目の項目は心臓カテーテルによる検査・手術をしたときの分類で、全国でも屈指の件数を行っています。
５番目の項目は不整脈に対してアブレーションをしたときの分類です。
いずれの分類も全国の平均と比べ在院日数が短いです。
心臓血管外科
| DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 （自院） |
平均在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 050163xx03x0xx | 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等２ なし | 46 | 8.61 | 11.75 | 10.87 | 77.96 | |
| 050163xx01x10x | 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 大動脈瘤切除術（吻合又は移植を含む。） 上行大動脈及び弓部大動脈の同時手術等 手術・処置等２ １あり 定義副傷病 なし | 42 | 18.74 | 28.02 | 35.71 | 70.74 | |
| 050180xx02xxxx | 静脈・リンパ管疾患 下肢静脈瘤手術等 | 35 | 1.14 | 2.78 | 0 | 63.97 | |
| 050080xx01010x | 弁膜症（連合弁膜症を含む。） ロス手術（自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術）等 手術・処置等１ なし 手術・処置等２ １あり 定義副傷病 なし | 33 | 16.18 | 23.77 | 24.24 | 71.94 | |
| 050050xx0111xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患 心室瘤切除術（梗塞切除を含む。） 単独のもの等 手術・処置等１ １,２あり 手術・処置等２ １あり | 30 | 14.2 | 27.97 | 20 | 70.63 |
心臓血管外科では、冠動脈や弁膜症、大血管、末梢血管など幅広く手術を行っています。
１番目の項目は大動脈瘤に対してステントグラフトを、２番目の項目は人工血管置換手術を行ったときの分類です。
３番目の項目は下肢の静脈瘤に対して手術を行った時の分類で、日帰りとなることが多いです。
４番目の項目は弁膜症に対して形成・置換術を行ったときの分類です。
５番目の項目は冠動脈に対してバイパス術を行ったときの分類です。
初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
| 初発 | 再発 | 病期分類 基準（※） |
版数 | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
| 胃癌 | – | – | – | – | – | – | – | – |
| 大腸癌 | – | – | – | – | – | – | – | – |
| 乳癌 | – | – | – | – | – | – | – | – |
| 肺癌 | – | – | – | – | – | – | – | – |
| 肝癌 | – | – | – | – | – | – | – | – |
※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約
成人市中肺炎の重症度別患者数等
| 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | |
|---|---|---|---|
| 軽症 | – | – | – |
| 中等症 | 39 | 2.77 | 82.49 |
| 重症 | – | – | – |
| 超重症 | – | – | – |
| 不明 | – | – | – |
二次救急や24時間救急受付を行っており、心不全と同様の主症状である肺炎の患者様も受診されます。
上記の年齢階級別退院患者数でも示したように、当院にかかる多くの患者様がご高齢のかたであり、
肺炎は加齢により発症するリスクは高まるため、このような数値となっております。
軽症・超重症の患者様もわずかにいらっしゃいましたが、厚生労働省の集計方法による指針のため
10未満の数値はハイフン（-）としています。
特に重度の肺炎の患者様は、専門病院への転院を検討いたします。
脳梗塞の患者数等
| 発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
|---|---|---|---|---|
| 3日以内 | – | – | – | – |
| その他 | – | – | – | – |
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
循環器科
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均在院日数 （自院） |
平均在院日数 （全国） |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術（その他）等 | 1404 | 0.61 | 1.36 | 4.7 | 72.84 | |
| K5463 | 経皮的冠動脈形成術（その他）等 | 540 | 0.47 | 1.19 | 3.52 | 73.16 | |
| K616 | 四肢の血管拡張術・血栓除去術 | 390 | 0.89 | 2.11 | 16.92 | 77.2 | |
| K5481 | 経皮的冠動脈形成術（高速回転式経皮経管アテレクトミーカテーテル）等 | 356 | 0.94 | 1.69 | 9.27 | 75.26 | |
| K5951 | 経皮的カテーテル心筋焼灼術（心房中隔穿刺、心外膜アプローチ）等 | 342 | 1.61 | 2.69 | 1.75 | 63.7 |
年間2000件以上の心臓カテーテル治療（PCI）を行っています。
１・２・４番目の項目が心臓カテーテル治療（PCI）に含まれます。
４番目の項目はロータブレータによる治療であり、356件行いました。
下肢閉塞性動脈硬化症に対してカテーテル治療も行っており、３位の項目が該当します。
5位の項目がカテーテルアブレーションの手技となり、上記に入らなかったものを含め年間４１３件の手術をしています。
心臓血管外科
| Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| K5603ﾆ | 大動脈瘤切除術（上行・弓部同時）（その他） | 46 | 3 | 16.02 | 50 | 71.67 | |
| K552-22 | 冠動脈、大動脈バイパス移植術（人工心肺不使用） （２吻合以上） |
42 | 3.83 | 10.98 | 26.19 | 70.36 | |
| K5551 | 弁置換術（１弁） | 36 | 4.11 | 14.31 | 33.33 | 73.56 | |
| K617-4 | 下肢静脈瘤血管内焼灼術 | 34 | 0 | 0.15 | 0 | 63.56 | |
| K5612ﾛ | ステントグラフト内挿術（腹部大動脈） | 33 | 1.73 | 6.18 | 15.15 | 79.21 |
ダヴィンチによるロボット支援下による手術を行っていますが、
３番目の弁置換術の項目に関しては手術の名称が異なるため累計されておりません。
項目に載っていない手術名が多くありますが、心臓血管外科の年間の手術数を合計すると大動脈瘤に対して、切除術は１２７件、ステントグラフト内挿術は６１件でした。冠動脈バイパス移植術、また下肢静脈瘤に対する手術はどちらも３５件。
弁膜症に対する手術は１１４件、そのうち胸腔鏡下での弁膜症に対する手術は１８件でした。
その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）
循環器科
| DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
|---|---|---|---|---|
| 130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | – | – |
| 異なる | – | – | ||
| 180010 | 敗血症 | 同一 | – | – |
| 異なる | – | – | ||
| 180010 | その他の真菌感染症 | 同一 | – | – |
| 異なる | – | – | ||
| 180010 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | – | – |
| 異なる | – | – |
更新履歴
2020年10月1日 病院指標公開