高度心臓血管治療施設 24時間救急救命対応

24時間救急救命体制

高度心臓血管治療専門施設

病院情報の公表

平成29年度 札幌心臓血管クリニック 病院指標

医療法における病院等の広告規制について(厚生労働省)

年齢階級別退院患者数

年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 11 24 60 245 532 1405 1786 1397 221

循環器に特化した病院であるため、循環器疾患や因果関係のつよい生活習慣病に罹患した患者様が顕著に多い傾向があります。
年齢層別に見ると、60才以上の患者様が多く全体の約85%を占めます。
循環器疾患・生活習慣病ともに加齢に伴い罹患するリスクが高まるため、このような数値となっています。

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

循環器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等
手術・処置1なし、1,2あり 手術・処置2なし 副傷病なし
2099 2.76 4.71 0.04 72.10  
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術
手術・処置2なし
581 5.09 5.51 0.01 61.61  
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし
手術・処置11あり 手術・処置2なし 副傷病なし
408 2.42 3.06 0.04 66.79  
050050xx99200x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置12あり 手術・処置2なし 副傷病なし 391 2.26 3.22 0.02 73.02  
050070xx99000x 頻脈性不整脈 手術なし 手術・処置1なし 手術・処置2なし 副傷病なし 234 5.20 7.82 0.16 75.91  

1位の項目は、狭心症に対し心臓カテーテル治療を行った数値です。
3位の項目は、心臓カテーテル検査を行い治療適応とならなかった場合の数値です。
冠攣縮性狭心症の鑑別のために薬剤負荷試験を行った場合も含まれます。
4位の項目は、精査目的で入院した結果、狭心症を疑う病変がなかった場合の数値です。

また循環器内科では不整脈専門外来の診療も行っています。
2位の項目は、不整脈に対しカテーテルアブレーションを行った数値です。
5位の項目は、不整脈に対し入院によって経過観察・内服治療を行った場合の数値です。

心臓血管外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050080xx01010x 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置1なし 手術・処置21あり 副傷病なし 53 14.08 24.70 0.09 68.53  
050050xx01110x 狭心症、慢性虚血性心疾患 心室瘤切除術(梗塞切除を含む。) 単独のもの等 手術・処置11,2あり 手術・処置21あり 副傷病なし  36 19.03 27.92 0.08 67.67  
050180xx97xxxx 静脈・リンパ管疾患 その他の手術あり 34 1.12 3.34 0.00 62.21  
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置2なし 32 8.09 12.74 0.06 74.13  
050161xx97x10x 解離性大動脈瘤 その他の手術あり 手術・処置21あり 副傷病なし 32 18.06 28.23 0.19 66.03  

1位の項目は、大動脈弁狭窄症に対し弁置換術を行った数値です。
2位の項目は、狭心症に対し冠動脈バイパス移植術を行った数値です。
3位の項目は、下肢静脈瘤に対し下肢静脈瘤血管内焼灼術を行った数値です。
4位の項目は、腹部大動脈瘤に対しステントグラフト内挿術を行った数値です。
5位の項目は、急性大動脈解離・解離性大動脈瘤に対し大動脈瘤切除術を行った数値です。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

  初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌
大腸癌
乳癌
肺癌
肝癌

※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

成人市中肺炎の重症度別患者数等

  患者数 平均在院日数 平均年齢
軽症
中等症 36 7.56 79.22
重症
超重症
不明

二次救急や24時間救急受付を行っており、心不全と同様の主症状である肺炎の患者様も受診されます。
上記の年齢階級別退院患者数でも示したように、当院にかかる多くの患者様がご高齢のかたであり、
肺炎は加齢により発症するリスクは高まるため、このような数値となっております。
軽症・重症・超重症の患者様もわずかにいらっしゃいましたが、厚生労働省の集計方法による指針のためハイフン(-)としています。
特に重度の肺炎の患者様は、専門病院への転院を検討いたします。

脳梗塞の患者数等

ICD10 傷病名 発症日から 平均在院日数 平均在院日数 平均在院日数 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群
I63$ 脳梗塞
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症>
I679 脳血管疾患,詳細不明

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

循環器科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他) 1606 0.48 1.37 0.04 71.89  
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術(心房中隔穿刺、心外膜アプローチ) 462 1.56 2.77 0.01 62.30  
K616 経皮的冠動脈形成術(高速回転式経皮経管アテレクトミーカテーテル) 220 0.69 2.07 0.10 75.20  
K5463 四肢の血管拡張術・血栓除去術 215 1.07 2.11 0.15 75.89  
K5481 経皮的冠動脈形成術(その他) 210 0.34 1.22 0.03 72.78  

当院は年間2000~2500件の心臓カテーテル治療(PCI)を行っています。
1位、3位、5位の項目が心臓カテーテル治療(PCI)に含まれます。
3位の項目はロータブレータによる治療を、220件行いました。
項目にはありませんが、不安定狭心症・急性心筋梗塞に対する緊急治療も行っており、28年度は152件でした。

下肢閉塞性動脈硬化症に対してカテーテル治療も行っており、4位の項目が該当します。

2位の項目が心外膜アプローチによるカテーテルアブレーションの手技となります。項目に無い経皮的カテーテル心筋焼灼術(その他)も
含め、年間500件ほどのカテーテルアブレーション(心筋焼灼術)を行っています。

心臓血管外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K552-22 冠動脈、大動脈バイパス移植術(人工心肺不使用)
(2吻合以上)
77 4.13 11.18 0.19 69.52  
K5551 弁置換術(1弁) 63 4.59 10.84 0.13 73.81  
K5603ニ 大動脈瘤切除術(上行・弓部同時)(その他) 47 2.85 13.57 0.17 70.49  
K5606 大動脈瘤切除術(腹部大動脈(分枝血管の再建)) 40 3.08 9.83 0.20 73.35  
K617-4 下肢静脈瘤血管内焼灼術 28 0.04 0.07 0.00 62.14  

上記に示した診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)と数値の差異があるのは、
1度の手術に複数の手技を行っているため、このような値となっています。

2位の項目は弁置換術(1弁)のみの統計となっていますが、弁膜症に対する、すべての手技を合計すると99件の手術を行っています。

また大動脈瘤に対する手技では、上行、弓部、下行、胸腹部等、及び弁置換と同時手技を含めると131件の手術を行っています。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

循環器科

DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
異なる
180010 敗血症 同一
異なる
180035 その他の真菌感染症 同一
異なる
180040 手術・処置等の合併症 同一
異なる

更新履歴

2019年10月1日 病院指標公開

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