医療設備について
札幌心臓血管クリニックは最先端の治療を患者様に提供するために
常に最先端の設備を導入しています。
カテーテル検査室
年間2,600件以上の
狭心症・心筋梗塞を治療
カテーテル室には全てFlexVisionと呼ばれる56インチ大画面LCDモニターを搭載しております。この大画面モニターにより非常に観察し易く、又、同患者様の違う検査画像や情報を簡単に表示させる事が出来、色々な情報を確認しながら治療が出来る環境となっております。
ハイブリッド手術室
カテーテルと合わせた心臓血管疾患の
ハイブリッド手術が可能
第3カテーテル室は手術室と隣接させ、最先端フラットパネル装置を導入。手術室と同等のクリーン度の高い設備となっており、心臓血管疾患のハイブリッド手術も可能となりました。
手術室
最先端医療設備が整ったクリーンな手術室で
あらゆる心疾患に対する手術が可能に
クリーン度の高い最先端医療設備が整った手術室2室が完成。あらゆる心疾患に対する手術対応が可能となりました。
PHILIPS(フィリップス)
256列心臓血管CT
カテーテル検査を行わなくても冠動脈の
スクリーニング検査が行えます
北海道初導入の256列心臓血管CT。
カテーテル検査を行わずに、簡単に冠動脈狭窄や末梢血管の狭窄を発見出来ます。早期発見にも役に立ちます。
カテーテル検査を受けたくない方には、患者様への負担を少なく狭心症の有無を調べる検査です。
撮影当日に撮影し、所見をお返しいたします。
IQon Spectral
(アイコン スペクトラル)CT
より精度の高い検査と画像処理時間の短縮が可能
IQonスペクトラルCTは世界初二層検出器を搭載することで、従来のCT画像のみならず、スペクトラルイメージングという新たな画像を一回の撮影で取得できる画期的なCT装置です。循環器領域においては、冠動脈の造影コントラスト向上、造影剤量の低減やヨード密度強調画像を使用した心筋血流の定量的評価など、最新心臓検査が可能になります。これにより、患者様にとってより低侵襲な検査、かつ診断精度の高いCT検査が可能になりました。
PHILIPS(フィリップス)MRI装置
放射線被ばくがなく磁気の力で全身を
調べることができる
放射線被曝のない高性能MRIを導入体内で最も動きの激しい心臓でもさまざまな断面像や動画像が撮影出来るようになるほか、腎臓等全身の血管も調べる事が可能です。
ロータブレーター
バルーンでは拡張できない場合にも
血管の通りを拡張できる
平成25年5月1日より病院になり、ロータブレーターを使用出来る施設になりました。
ロータブレーターとはカテーテルの先端に小さなダイヤモンドの粒を装着した金属を高速で回転させ、冠動脈の中が非常に固いもので詰まっていて、バルーンだけでは拡張できない時に使用致します。
ロータブレーターは柔らかいものは削れにくくなってますので、血管を傷つけにくくなってます。
エキシマレーザー
狭くなった冠動脈や閉塞した冠動脈の詰まりを
蒸散させて取り除く
ロータブレーター同様、病院になり使用出来る施設となりました。
エキシマレーザーは狭く、又は閉塞した冠動脈にカテーテルの先端から照射されるエキシマレーザーによって、プラーク組織を蒸散させ詰まりを取り除く事ができます。
下肢静脈瘤血管内治療用レーザー
下肢静脈瘤の治療を膝周囲の1ヵ所から
行うことが
できる
下肢静脈瘤血管内レーザー治療の利点はストリッピング手術の様なソケイ部の切開は必要なく、ひざ周囲1カ所の小さな創で行う事が出来る治療です。当院では下肢静脈瘤に対する血管内レーザー治療実施基準内容を満たしております。
大動脈ステントグラフト
胸や腹部を開かずにカテーテルで人工血管を装着
大動脈瘤の治療法として、胸部、腹部を切り動脈瘤を確認し、その代わりに人工血管を縫い付ける手術が一般的ですが、最近では血管内にカテーテルを挿入して人工血管を患部に装着する「ステントグラフト内挿術」が普及し始めてます。
ステントグラフトによる治療は、手術ではどうしても必要な切開部をより小さくすることが出来、所要時間も短いので、身体にかかる負担が少ないのが特徴です。
カテーテルアブレーション
胸を開かずにカテーテルで
不整脈の原因部分を治療
平成25年4月1日よりハートリズムセンターを開設し、不整脈の診断・治療を積極的に実施しております。特に不整脈の一つで、脳梗塞の原因にもなるとして早期の治療が望まれる心房細動に対して高実績を上げております。その療法とは「カテーテルアブレーション」(心筋焼灼術)治療です。
手術はカテーテルを血管内に挿入し、心臓内まで送り込み、不整脈のもととなる異常な部分に高周波電流(50~60度)を流して焼灼を行います。病変部の特定を行い不整脈治療のサポートをする為の数々機器も揃えました。CART03(カルト3)、エンサイトといったマッピングシステムはCTの画像を取り込み心臓の3D画像を作成し病変部を特定することが出来ます。